グリーンデイ和訳

【Wake Me Up When September Ends和訳】歌詞徹底考察&解説<グリーンデイ>

wake me up when september ends 和訳

グリーンデイのアルバム「American Idiot」の収録ナンバー「Wake Me Up When September Ends」。

ボーカルのビリーが、幼少時に亡くした父への思いを綴った曲。

和訳と意味を解説していきます。

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 「Wake Me Up When September Ends」歌詞和訳

夏がまた巡り、過ぎていく
無邪気な時間が終わりを告げる
九月が終わったら
俺を起こしてくれ

父さんが亡くなっちまったみたいにさ
七年間は、あっという間に過ぎ去った
九月が終わったら
俺を起こしてくれ

ほら、また雨がここに
星空からこぼれ落ちてくる
ずぶ濡れになった痛みの中で
また俺たちになれるんだ

記憶は少しずつ薄れてく
でも失ったものを忘れはしない
九月が終わったら俺を起こしてくれ

夏が巡り、過ぎ去ってく
無邪気な時は永遠に続かない
九月が終わったら
俺を起こしてくれ

また鐘を鳴らしてくれよ
春の訪れにやってたみたいにさ
九月が終わったら俺を起こしてくれ

ほら、また雨が
星空から流れ落ちてきた
痛みの中でずぶ濡れになって
また自分になれるんだ

記憶は薄れていっても
失ったものは忘れない
九月が終わったら俺を起こしてくれ

夏がまた巡り、過ぎてった
無邪気な時間がもう終わる
九月が終わったら
俺を起こしてくれ

父さんが亡くなっちまったみたいにさ
二十年は、あっという間に過ぎ去った
九月が終わったら
俺を起こしてくれ

 

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Summer has come and passed The innocent can never last
Wake me up when September ends

夏がまた巡り、過ぎていく
無邪気な時間が終わりを告げる
九月が終わったら
俺を起こしてくれ

 

Like my father's come to pass Seven years has gone so fast
Wake me up when September ends

父さんが亡くなっちまったみたいにさ
七年間は、あっという間に過ぎ去った
九月が終わったら
俺を起こしてくれ

 

Here comes the rain again falling from the stars
Drenched in my pain again becoming who we are

ほら、また雨がここに
星空からこぼれ落ちてくる
ずぶ濡れになった痛みの中で
また俺たちになれるんだ

 

As my memory rests but never forgets what I lost
Wake me up when September ends

記憶は少しずつ薄れてく
でも失ったものを忘れはしない
九月が終わったら俺を起こしてくれ

 

Summer has come and passed The innocent can never last
Wake me up when September ends

夏が巡り、過ぎ去ってく
無邪気な時は永遠に続かない
九月が終わったら
俺を起こしてくれ

 

Ring out the bells again like we did when spring began
Wake me up when September ends

また鐘を鳴らしてくれよ
春の訪れにやってたみたいにさ
九月が終わったら俺を起こしてくれ

 

Here comes the rain again falling from the stars
Drenched in my pain again becoming who we are

ほら、また雨が
星空から流れ落ちてきた
痛みの中でずぶ濡れになって
また自分になれるんだ

 

As my memory rests but never forgets what I lost
Wake me up when September ends

記憶は薄れていっても
失ったものは忘れない
九月が終わったら俺を起こしてくれないか

 

Summer has come and passed The innocent can never last
Wake me up when September ends

夏がまた巡り、過ぎてった
無邪気な時間がもう終わる
九月が終わったら
俺を起こしてくれ

 

Like my father's come to pass Twenty years has gone so fast
Wake me up when September ends

父さんが亡くなっちまったみたいにさ
二十年は、あっという間に過ぎ去った
九月が終わったら
俺を起こしてくれ

 

Wake me up when September ends

九月が終わったら
俺を起こしてくれ

Wake me up when September ends

九月が終わったら
俺を起こしてくれよ

 

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 「Wake Me Up When September Ends」の歌詞原詩

 

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Summer has come and passed The innocent can never last
Wake me up when September ends

Like my father's come to pass Seven years has gone so fast
Wake me up when September ends

Here comes the rain again falling from the stars
Drenched in my pain again becoming who we are

As my memory rests but never forgets what I lost
Wake me up when September ends

Summer has come and passed The innocent can never last
Wake me up when September ends

Ring out the bells again like we did when spring began
Wake me up when September ends

Here comes the rain again falling from the stars
Drenched in my pain again becoming who we are

As my memory rests but never forgets what I lost
Wake me up when September ends

Summer has come and passed The innocent can never last
Wake me up when September ends

Like my father's come to pass Twenty years has gone so fast
Wake me up when September ends

 

 「Wake Me Up When September Ends」歌詞の意味を解説

ボーカルのビリーは10歳の時、1982年9月1日に自分の父親をガンで亡くしていて、その父へ捧げるナンバーとして作られたのが「Wake Me Up When September Ends」。

タイトルの直訳は、「9月が終わったら俺を起こして」。

父親のお葬式が終わった際にビリーは泣きながら家に帰って部屋に閉じこもり、母親がノックしても「9月が終わったら俺を起こして」と言うのみでした。

そのビリーの言葉が、そのまま曲のタイトルになっています。

ここからは忘備録を兼ねて和訳した時の考え方メモ、および歌詞の詳しい解説を記載していきます。

興味がある方は、下記をクリックすると開きます。

 

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 和訳するにあたっての考え方メモ

 考え方メモ<Aメロ①>

Summer has come and passed The innocent can never last
Wake me up when September ends

この部分の和訳

夏がまた巡り、過ぎていく
無邪気な時間が終わりを告げる
九月が終わったら
俺を起こしてくれ

ビリーにとって、夏の終わり(9月の始まり)は辛い過去が頭の中を去来することを意味します。その心情が歌われているものと考えられます。

 

考え方メモ<Aメロ②>

Like my father's come to pass Seven years has gone so fast
Wake me up when September ends

この部分の和訳

父さんが亡くなっちまったみたいにさ
七年間は、あっという間に過ぎ去った
九月が終わったら
俺を起こしてくれ

17歳の時にビリーはベースのマイクとともにGreen Dayの前身バンド「Sweet Children」を結成しました。彼らにとっては、自分で立つ人生のスタート・節目。「7年間」というのは父親が亡くなってから、それまでの期間を意味していると考えられます。

ちなみに最終パートでは「Seven years」が「Twenty years(20年間)」に変わっていますが、20年間というのは父親が亡くなってからこの曲を書くまでの期間だと考えられます。

 

 考え方メモ<Bメロ①>

Here comes the rain again falling from the stars
Drenched in my pain again, becoming who we are

この部分の和訳

ほら、また雨がここに
星空からこぼれ落ちてくる
ずぶ濡れになった痛みの中で
また俺たちになれるんだ

「drench」は「水浸しにする、びしょ濡れにする」。

「who we are」は「俺たち、自分」の強調(紛れもない自分、自分自身)のようなニュアンスになると思います。英語歌詞の2節目の意味としては、「薄れていた痛みや苦しみが9月を迎えてまた蘇り、本当の自分の姿である、父を亡くした苦しみを抱えた状態にまたなるんだ・・」という意味だと捉えました。

ビリーの悲しみと苦しみが伝わってくるパートです。

 

 考え方メモ<Bメロ②>

As my memory rests but never forgets what I lost
Wake me up when September ends

この部分の和訳

記憶は少しずつ薄れてく
でも失ったものを忘れはしない
九月が終わったら俺を起こしてくれ

「rest」は「休息する、永眠する」。「my memory rests」は詩的な表現なのだろうと想像されます。

 

考え方メモ<Aメロ③>

Ring out the bells again like we did when spring began
Wake me up when September ends

この部分の和訳

また鐘を鳴らしてくれよ
春の訪れにやってたみたいにさ
九月が終わったら俺を起こしてくれ

「夏の終わり、秋の始まり(9月)」というのはビリーにとって非常につらい時期(死の始まり)を意味します。そのため、まだ父親が生きていた季節、また生命の息吹を感じる季節である春が恋しいという心情が歌われてると考えられます。

 

 

曲にまつわる逸話

収録されているGreen Dayの中でも最大のヒットアルバム「American Idiot」は、反戦をテーマにしたコンセプトアルバム

この曲はその「American Idiot」に収録されており、「9月」というフレーズが出てくることから、2001年9月11日にアメリカで起きた同時多発テロにつ絡めて歌っているんだという意見もあります。ですがこの曲自体は、純粋にビリーの父に対する哀悼歌だと考えられます。

 

ミュージックビデオは曲とは異なるコンセプト

一方、ミュージックビデオは「父親の死」という曲のテーマからは外れて、まさに9月11日を想起させるような、アルバムコンセプトの「反戦」に沿った内容が描かれています。

 

ストーリーとバックグラウンド

田舎で暮らす若い男女。二人は「どこにも行かない」と愛を誓い合いますが、貧しく生活が楽ではない彼氏は状況を変えるために中東へ志願兵として赴くことを決意し、離れ離れになるというストーリー。

志願兵となることは戦地に赴くなど大きなリスクを伴いますが、貧困地区でそのまま暮らすよりも多くの報酬を得られます。

そのためアメリカの貧困層にとっては生活を楽にするために魅力的な手段となっている側面もあり、富裕層と貧困層の格差、戦争に対する問題提起が綴られた作品になっています。

MVのストーリーに関しては、曲の主旨からは外れる部分があるものの「喪失」というテーマを描いた作品としては共通しているということから内容にビリーも賛同したと言われています。

 

ミュージックビデオこぼれ話

MVの監督はサミュエル・ベイヤ-というアメリカの映像作家で、グリーンデイの他にもニルヴァーナやマリリン・マンソン、オフスプ、ローリング・ストーンズ、マイケミの「Welcome To The Black Parade」など名だたるアーティストのビデオを手掛けている名監督

斬新なミュージックビデオを何本も製作しているサミュエルですが、「Wake Me Up When Septeber Ends」のビデオ制作にあたっては「従来の手法は飽きた」と語り、映画のようなストーリー性をもったビデオを製作するに至りました。

こだわりぬいて製作したフィルムは、後にサミュエル自身が「自分の仕事の中でも一番の作品だ」と語るに至っています。

カップルを演じたのはジェイミー・ベルと女優のイヴァン・レイチェル・ウッド。二人はこのビデオの製作がきっかけとなってその後結婚し一児をもうけましたが、現在は離婚しています。

 

人様のこととはいえ、今も続いてると、なんかステキだったのにね~
人生はなかなかドラマのようにはいかない・・
あんたごときが知った風な口を叩くんじゃないわよ!
いきなり逆ギレ!?いやいや、アナタがそもそも言い出したんじゃん・・)

 

MVに対する批判 

このMVは高い評価を受けましたが、一方で一部では「戦争をエンターテイメントの道具にしている」という批判の声も上がりました。

ですが、それに対してベースのマイクは「ロックってのは危険なものであるべきなんだよ。心を揺さぶり、問題を提起すべきもので、このビデオは"何かを失う"という感情の核心を突いてる。」と反論しています。

 

American Idiotに収録されるはずではなかった!? 

「Wake Me Up When September Ends」は元々は「American Idiot」の前作アルバム「shenanigans」に収録される予定でした。

ですが、当時ビリーにとってはあまりにプライベートな内容で大きな意味を持ちすぎる楽曲だったため心の準備ができず、収録は次作の「American Idiot」まで持ち越されたという逸話も残っています。

 

 

この曲は歌詞もメロディーもすごくシンプルですが、美しく力強く心に響いてきます。切ないですが、でもそれと同時にどこか前向きでエネルギーももらえる、個人的にグリーンデイの中でも一番好きな曲です。

 

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